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『古儀茶道藪内流 桃の節句のお茶席と雛飾り 特別体験会 』
~ 藪内家の行事と茶風 ~
【終了】
2023年3月11日(土曜日)
【午前】一席:10:30~12:00
【午後】二席:13:00~14:30 開催

季節を楽しむお茶席体験
『古儀茶道藪内流 桃の節句のお茶席と雛飾り 特別体験会 』
~ 藪内家の行事と茶風 ~
【終了】

格式の高い書院(広間)の茶と、侘びの狭い空間を共有する草庵の茶を今に伝える古儀茶道藪内流の道統を、14代 400余年にわたり革新とともに護り伝えてきた藪内家。
この度のことなり塾は、古儀茶道藪内流 季節を楽しむお茶席体験です 。
3月は 桃の節句~雛祭り~のお茶席です。藪内家に伝わる雛飾りの特別鑑賞とあわせて藪内家の雛祭りをご体験いただきます。もちろん燕庵をはじめとした茶室・露地の特別見学もございます。
通常非公開の藪内燕庵を訪れ、藪内流茶道の歴史と茶風、世俗を超えた非日常の世界と、もてなしの空間をご体験いただきます。

【体験内容】
表門 ⇒緝熈堂(解説、雛飾り鑑賞、お茶席) ⇒緝熈堂露地 ⇒雲脚露地 ⇒談古堂 ⇒雲脚 ⇒燕庵露地 ⇒燕庵
※コロナ感染症対策の一環として密状態を避けるため、各茶室内は露地からの見学となります。

3月11日(土曜日)開催。当日は午前一席・午後一席の計 二席をご用意しております。
各席10名限定です。※参加は完全予約制です。

このプランの特徴FEATURE

古儀茶道藪内流 季節を楽しむお茶席体験 。
3月のお茶席は 桃の節句~雛祭り~。藪内家に伝わる雛飾り特別鑑賞と桃の節句のお茶席体験です。
もちろん燕庵をはじめとした茶室・露地の特別見学もございます。

武野紹鷗に茶の湯を学び、千利休と親交を深め、古田織部の義弟でもあった、流祖 藪内剣仲紹智 以来、約400年にわたり連綿と伝えられてきた古儀茶道藪内流は、日本茶道文化が辿った歴史そのものと言っても過言ではありません。
この度のことなり塾は、古儀茶道藪内流 季節を楽しむお茶席体験 。
3月のお茶席は 桃の節句~雛祭り~。
・雛祭りの設えと藪内流のお点前によるお茶席。
 (床に圓山応挙筆、六代家元 比老斎賛の「立雛」の掛物、お茶碗もお雛様が描かれたものを使い、点前も菱飾りで藪内家雛祭りの一服のお茶をいただきます。)
緝凞堂の壁一面に飾られる、藪内家に伝わる雛飾りの特別鑑賞
・藪内燕庵 執事による、藪内家の歴史と茶風の解説。
・藪内流茶道の象徴、重要文化財“燕庵”を中心とした茶室および露地庭園見学。
をご案内いただき、日本独特の思想、文化にまで昇華された“もてなしの心”~季節を感じる桃の節句~雛祭りのお茶席を体験していただきます。
※コロナ感染症対策の一環として密状態を避けるため、茶室内は露地からの見学となります。

【藪内家の歴史】

藪内家は茶家として現在14代、400余年の歴史を伝えています。
流祖藪内剣仲紹智(やぶのうちけんちゅうしょうち)は武野紹鷗(たけのじょうおう)の最晩年の弟子で、「紹」の一字を頂き、縁の道具も伝えられています。また兄弟子千利休の勧めもあり、大徳寺の春屋(しゅんのく)和尚に参禅し、「剣仲」の道号を授かります。
剣仲は利休及び古田織部との親交が深く、利休から茶室「雲脚」を、織部からは茶室「燕庵」と露地・表門等賜っています。
当初、藪内家の住まいはまだ現在の地でなく下長者町新町のあたりにあり、西洞院正面に移ったのは、二代月心軒(げっしんけん)が代を継いで13年後の1640年、西本願寺十三世良如(りょうにょ)上人の招きに依ります。1644年正月七日には、初めて本願寺門主に茶菓を献じ、以来、今日に至るまで、正月7日には門主へ献茶が続いています。
月心軒は屋敷を現在地に移した後、次第に藪内家の基礎を固め、師家相続を世襲として一子相伝を伝えることになりました。利休や織部とともに茶の湯の基盤を形成した剣仲、藪内流の基盤を形成した月心軒、草庵の茶と書院の茶を併せもっている藪内家の原点を築いた百年余りといえます。
以降、400年にわたり道統を守り伝え、今当十四代允猶斎(いんゆうさい)は次の時代に繋がる新たな期を築いています。

【藪内流の茶風】
藪内流の茶風は、利休時代の書院作法と小間の作法の両様を兼ね備えた「古儀茶道」として現在に至っておりますが、二代月心軒以来明治の時代まで、本願寺の茶道師家として本願寺の茶の湯全般を取り仕切ってきた歴史・経緯が、利休時代の書院における「台子の茶」、小間での「侘びの茶」この両様を護り続けてこられた所以でもあります。
また、点前の所作にもよく現れていて、「藪内流の点前は武家点前」と言われますが、それは点前帛紗を腰の右側につけ、所作が大振りであること等が、そのように呼ばせているようです。
藪内流の茶法では特に「正直・清浄・礼和・質朴」という言葉が用いられます。それは「正直を以て心を守り、清浄を以て事を行い、礼和を以て人と交わり、質朴を以て身を修める。」これを茶法の基本としているからです。

【ご案内の内容】
表門前 集合
①表門

この門は茶家の門ではなく武家門です。古田織部が大坂夏の陣を前に流祖剣仲に託したものの一つと伝えられます。
緝熈堂(しゅうきどう)
緝熈堂は家元の主座敷です。西本願寺から移築されたもので、本願寺十七代門主法如上人の居間であった書院を、移築の際、茶座敷に使えるように変えられました。
緝熈堂では、
・藪内家の歴史と茶風について、藪内燕庵 執事小林様による解説。
・藪内流 お点前による茶席。
・雛飾りの鑑賞
をご体験いただきます。
~参加者の皆様をお迎えするにあたり選ばれた、当日のしつらえについての解説など、亭主の心遣いに触れていただきます。
熈堂露地
この露地は、燕庵および雲脚の露地に対する外露地の役目もしている露地です。
雲脚露地(うんきゃく)
簡素な趣を呈しており、流祖剣仲の生きた時代を偲ばせます。
談古堂(だんこどう)
六畳敷で長屋の一部を囲ったというような形をしています。
織部板を入れたいわゆる織部床をさらに簡略化した形式で、軽妙な床の手法が見て取れます。
※コロナ感染症対策の一環として密状態を避けるため、茶室内は露地からの見学となります。
雲脚
流祖剣仲が利休から相伝の祝いとして贈られた茶室です。
利休からは、この茶室と共に炉・風炉用道具一式と「雲脚」の瓢形の板額も贈られています。
※コロナ感染症対策の一環として密状態を避けるため、茶室内は露地からの見学となります。
燕庵露地
・中露地
・腰掛待合
・内露地
もとは利休の屋敷にあったものを流祖剣仲が所望し、小袖三つと交換したと伝わる飛石「三ツ小袖石」。足利義政遺愛と伝えられている燈籠「雪の朝(あした)」。ほか伝来の茶道遺跡を有し、国の名勝に指定される露地をご見学いただきます。
燕庵(えんなん)(重要文化財)
この度のことなり塾、クライマックスは藪内家を象徴する茶室、燕庵です。
流祖剣仲が織部から譲り受けた茶室で、屋根の妻には「燕庵」の額が掲げられおり、村田珠光筆と伝えられるこの額は、利休から託されたものです。
藪内家は織部から譲られた茶席を厳しく守ることで、古儀の茶法を一途に伝えてきました。草庵様式の中に書院様式を取り入れた藪内家の茶法を、燕庵は語り続けており、流祖以来の姿を忠実に今日に伝えているのです。
※コロナ感染症対策の一環として密状態を避けるため、茶室内は露地からの見学となります。

  • 予約について

    予約受付中

    この度の体験会は満席となりました。
    キャンセル待ちのご希望のみ下記よりメールで受け付けます。
    【参加受付の必要事項】
    ・参加希望の席(一席(午前)・二席(午後)・一席、二席どちらでも可)
    ・お名前
    ・参加人数 
    ・電話番号
    ・メールアドレス
    ・住所
    ・アレルギーの有無
    ・椅子の用意希望有無(座敷での体験会となります。)
    を、ご記入の上、表題を「藪内家の雛祭り キャンセル待ち希望」とし、下記アドレスにご送信ください。
    【参加受付メールアドレス】

    kotonarijuku@kyotoshunju.co.jp


    ※ 参加希望のメールを確認いたしましたら、必ず折り返しご連絡をいたします。
    ご不明の点は下記にお電話をください。
    075-231-6415

    予約締切 開催日の3日前
    ※募集人数に達した場合には、締め切り日前に予約受付を終了する場合がございます。

    予約申込受付期限: 予約希望日の3月8日(水曜日)まで

  • 開催日程・集合時間・体験時間

    開催日程

    2023年3月11日(土曜日)
    【午前】一席:10:30~12:00
    【午後】二席:13:00~14:30

    集合時間

    一席にご参加の方:10時20分
    二席にご参加の方:12時50分 藪内燕庵 表門前 集合

    体験時間

    約1時間30分
  • 開催場所・集合場所

    洛中エリア【河原町通、烏丸通、四条通、御池通など】

    藪内燕庵

    地図アプリで見る

    ※集合場所は 藪内燕庵 表門前 です。
    集合時間は一席にご参加の方:10時20分
    二席にご参加の方:12時50分です。

    集合場所は、藪内燕庵 表門前です。 
    開催の10分前までに集合ください。

  • 集合場所への行き方

    「京都駅」から
    徒歩約10分
    西洞院通り沿い。
    「市営地下鉄 五条駅」から
    徒歩約10分
    「京都市バスの50番」で
    西洞院通正面」下車。
    徒歩約1分
  • 料金

    参加費1名
    12,000円 (税込)
    ※ 参加費の支払いは、銀行振込のみで受け付けます。
  • 料金に含まれるもの

    見学料、ガイド料、お茶席会費、茶菓代

  • 駐車場・付帯設備

    駐車場
    なし
    付帯設備
    なし人
  • 催行条件・参加条件・持ち物等

    最少催行人数
    5人
    対象制限
    小学生以上
    最小申込数
    1人
    最大申込可能数
    5人
    持ち物・服装
    ※お茶席は、平服のご参加でも結構です。
    ※履物を脱いでの拝観が中心です。当日はソックス(色不問)の着用をお願いします。
    ※藪内燕庵内の建築物、露地、遺跡、障壁、襖など全て貴重な文化財です。服装、持ち物など十分なご配慮をお願いいたします。
  • お支払い方法

    銀行振込
    お申込み方法は上記「予約について」をご覧ください。
    ① 参加のご連絡をいただきましたら、弊社より参加  費支払いの口座番号をご連絡いたします。
    ② 弊社より口座番号の連絡をお送りしてから、土日祝を除いて3日以内のご入金をお願いいたします。
    ③ 入金が確認できるまでは、仮予約とさせていただきます。(入金が確認できて、予約成立です。)
    ④ 入金が確認出来ましたら、メールもしくは電話で弊社より必ずご連絡いたします。
    ③ 入金が確認出来ましたら、メールもしくは電話で弊社より必ずご連絡いたします。
  • 注意事項

    ※食物アレルギーの有無を必ずご記入ください。
    ※新型コロナ感染症予防としてマスクの着用をお願いいたします。
    ※お食事時も会話をされる際はマスクの着用をお願いいたします。
    ※集合場所、受付で検温させていただきますが、37.5度以上の方は参加をご遠慮いただきます。予めご了承ください。
    ※入場の際は、指示に従いアルコール消毒液による手指消毒の徹底をお願いしております。
    ※当日、体調に不安のある場合は、ご参加をお控えいただきますようお願いいたします。
    ※靴下の着用をお願いいたします
    ※飲食物の持ち込みは禁止しております。
    ※【完全予約制】参加は予約者のみとなっております。
    ※コロナ感染症対策の一環として密状態を避けるため、茶室内は露地からの見学となります。
    ※藪内燕庵内の建築物、露地、遺跡、障壁、襖など全て貴重な文化財です。服装、持ち物など十分なご配慮をお願いいたします。
    ※お茶席は、平服のご参加でも結構です。
    ※履物を脱いでの体験会です。当日はソックス(色不問)の着用をお願いします。
    ※写真撮影はご遠慮いただいております。
    ※開催日7日前から3日前は20%、前日、前々日は80%、当日は100%のキャンセル料をもらい受けます。
    ※新型コロナウィルス感染症拡大の状況によりましては、開催の中止また、内容を変更させていただく場合がございます。

お問合せ先

株式会社京都春秋

〒604-0854 京都市中京区二条通東洞院西入仁王門町26-1 御所南二条ビル3階

TEL075-231-6415(代表)
(受付時間 平日10:00~17:00)

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