【終了】大報恩寺 住職×京都芸術大学 栗本先生と巡る
~『千本釈迦念仏』と鎌倉彫刻の至高~慶派の仏像 特別体験会~【限定15名】
750年の歴史を持ち、『徒然草』にも記された、京都の伝統行事 大報恩寺「涅槃会(千本釈迦念仏会)」の特別体験会です。
当日は、大報恩寺住職と、京都芸術大学 教授 栗本徳子先生による特別なご案内と解説で、年に一度公開される「釈迦涅槃図」の特別公開、また鎌倉期美術の至宝、快慶、定慶ら慶派仏像を貸し切りの霊宝館で鑑賞します。
文化財を間近に拝観しながらのご案内と解説は、新たな学びと感動、そして魅力の発見となる貴重な文化体験会です。
※【15名限定】 完全予約制です。
【内容(当日の流れ)】
~大報恩寺 国宝本堂~
・大報恩寺の歴史と涅槃会 解説
・特別公開『釈迦涅槃図』 拝観
≪移動≫
~霊宝殿~
・快慶晩年の名品を含む、快慶工房作 重要文化財『釈迦十大弟子』
・定慶作 重要文化財『六観音菩薩像』
その他 重要文化財『千手観音像』など拝観。
※体験会終了後
14:00~行われる『涅槃会法要』への参加も可能です。
このプランの特徴FEATURE
【大報恩寺(千本釈迦堂)】
大報恩寺(千本釈迦堂)は今から約800年前、鎌倉初期安貞元年(1227)義空上人によって開創されたお寺です。本堂は創建時そのままのものであり、応仁・文明の乱にも奇跡的に災火をまぬがれた京洛最古の建造物として国宝に指定されています。また、行快作 重要文化財「秘仏本尊 釈迦如来坐像」や、快慶作重要文化財「十大弟子像」,定慶作重要文化財「六観音菩薩像」など、慶派の仏像彫刻をはじめ貴重な文化財の宝庫でもあります。
大報恩寺は千本釈迦堂(せんぼんしゃかどう)とも呼ばれており、その由来は、本尊の行快作 「釈迦如来坐像」が古来より厚く信仰されていること。近くに南北に走る千本通があること。千本の卒塔婆(そとば)が道に立てられていたこと。など諸説あります。
【大報恩寺の涅槃会~千本釈迦念仏】
毎年3月22日に行われる、大報恩寺の遺教経会(ゆいきょうぎょうえ)(涅槃会)は、約750年の歴史を持ち、吉田兼好がその歴史や実際に聴聞した際の体験談を『徒然草』(二二八段・二三八段)に記していることでも有名な伝統ある行事です。
また、大報恩寺の涅槃会は、法要の際読誦する「遺教経」を、訓読みに節をつけ唱え、終わりに「南無釈迦牟尼仏」と反唱するので特に「千本釈迦念仏」とも呼ばれています。
このことは、「大報恩寺縁起記」や江戸前期の古典学者、北村季吟の著作にも記されている大報恩寺ならではの様式となっています。
※涅槃会法要は文化体験会 終了後14:00からはじまります。ご希望の方の法要参加は可能です。
画像提供:写真家 三宅徹
【大報恩寺 ご住職×京都芸術大学 栗本徳子先生による特別なご案内と講演】
この度のことなり塾でのご案内と解説は、
国宝本堂内に掛けられた「釈迦涅槃図」前において、
・大報恩寺と涅槃会の歴史
・年に一度公開される室町期作といわれる「釈迦涅槃図」の解説
・京都における釈迦信仰の歴史
次に霊宝殿に移動し、
・快慶晩年の名品を含む、快慶工房作 重要文化財『釈迦十大弟子』、定慶作 重要文化財『六観音菩薩像』、重要文化財『千手観音
像』など拝観。
貴重な文化財を間近に拝観しながら、鎌倉期仏像彫刻の至宝、慶派仏像の具体的な特徴、見どころ、魅力を解説していただきます。この度の特別なご案内と解説は、書籍や映像では伝わらない、新たな学びと感動、そして魅力の発見となる貴重な体験会になることと思います。
【栗本徳子先生 プロフィール】
京都芸術大学
歴史遺産学科 教授
美術史研究者・文化史研究者
専門分野)日本美術史・日本仏教文化史
1979年、同志社大学文学部文化学科卒業。1980年より3年間、社団法人 日本図案化協会 日図デザイン博物館学芸員として勤務。『フランス染色文化展―ミュルーズ染色美術館コレクション』(1981年)などを担当。1985年7,同志社大学文学研究科博士課程前期修了。1988年、同博士課程後期単位取得退学。1998年より京都芸術大学(旧:京都造形大学)教員。
著書に『文化史学の挑戦』(思文閣出版、2005年)(共著)、『日本思想史辞典』(山川出版、2009年)(共著)、『芸術教養シリーズ 日本の芸術史 造形篇1・2』(京都造形大学東北芸術工科大学出版局、2013)など。
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予約について
予約受付中
予約申込受付期限: 予約希望日の開催日の3日前まで
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開催日程・集合時間・体験時間
開催日程
2022年3月22日(火曜日) 11:00~13:00集合時間
10時50分 大報恩寺(千本釈迦堂)「拝観・納経受付所」 集合体験時間
約2時間 -
開催場所・集合場所
大報恩寺(千本釈迦堂)
※集合場所は 大報恩寺(千本釈迦堂)「拝観・納経受付所」 です。
集合時間は10時50分です。開催の10分前までに集合ください。
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集合場所への行き方
- 京都駅から地下鉄と市バス
- 地下鉄烏丸線「京都駅」から国際会館行き→「今出川駅」下車
バス停 「烏丸今出川」から市バス51・203系統 北野天満宮方面行きで「上七軒」 下車徒歩約5分
【目安25分】
- 京都駅烏丸口から市バス
- 市バス50系統(B2のりば)二条城・北野天満宮・立命館大学行きで「上七軒」 下車徒歩約5分
【目安30分】
- 阪急烏丸駅・大宮駅から市バス
- 市バス203系統 御室仁和寺行で「上七軒」 下車徒歩約5分
【目安25分】
- 京阪出町柳駅から市バス
- バス停「出町柳駅前」から市バス203系統 北野天満宮前、西大路四条方面行きで「上七軒」 下車徒歩約5分
【目安20分】
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料金
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料金に含まれるもの
拝観料(本堂・霊宝館)
講演料 -
駐車場・付帯設備
- 駐車場
- なし(当日行事で駐車場を使用されるため、利用不可)
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催行条件・参加条件・持ち物等
- 最少催行人数
- 5人
- 対象制限
- 小学生以上(20歳未満保護者同伴)
- 最小申込数
- 1人
- 最大申込可能数
- 5人
- 持ち物・服装
- ※履物を脱いでの拝観が中心です。当日はソックス(色不問)の着用をお願いします。
※本堂および本堂内、霊宝殿の所蔵品は国宝、重要文化財指定の貴重な文化財です。服装、持ち物など十分なご配慮をお願いいたします。
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お支払い方法
- オンラインクレジットカード決済
- ※外部サイト「クービック」でのご予約受付となります。
※ご予約確定時に決済いたします。ご利用代金の請求日はクレジットカード会社により異なります。
- 銀行振り込み
- ※オンラインクレジットカード決済ができない方には銀行振り込みにてご対応いたします。詳細はメール、お電話にてお問い合せください。
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注意事項
※本堂内のお席は、隣席と間隔をあけてご準備いたします。
※当日は、マスク着用にてお越しください。
※本堂入り口にはアルコール消毒液を設置しておりますので、手指消毒の徹底をお願いいたします。
※入場前に検温を行います。発熱症状のある方は、入場をお断りする場合がございます。
※当日、体調に不安のある場合は、ご参加をお控えいただきますようお願いいたします。
※コロナウィルス感染症拡大の状況によりましては、開催の中止また、内容を変更させていただく場合がございます。
※寒い時期でございますので暖かくしてお越しくださいますよう、宜しくお願いいたします。
お問合せ先
株式会社京都春秋
〒604-0854 京都市中京区二条通東洞院西入仁王門町26-1 御所南二条ビル3階TEL075-231-6415(代表)
(受付時間 平日10:00~17:00)